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スペースを考える vol.1

お部屋の間取りを決める際、インテリアも同時にお考えになられる方もいらっしゃるかと思います。

そんなとき、
「サイズがわからない!」
「これじゃ、部屋狭いかな?」

なんて思うことはありませんか?

なんといっても、平面図では広さがピンとこない、というのが良くある話だと思います。


今回から、何回かに分けて、イメージが沸きやすくなるようなお話をさせていただけたらと思います。
よろしくお願いします!!


さっそく、今回は基礎の基礎ということで、『人体寸法』についてお話します。


手を広げた長さと身長はほぼ同じ

ということをご存知の方は多くいらっしゃると思います。

人体の各部分の寸法は身長にほぼ比例しているので、身長を基準にすると、
必要な寸法を割り出すことができます。

これを『人体寸法』と言う訳です。


では、身長=H として、略算値をご紹介したいと思います。


眼高(立位の場合の目の高さ) 0.9H
アイレベルとも呼ばれています。
たとえば、カウンターキッチンの場合、調理している人とカウンターに座っている人のアイレベルが合うと話がしやすいですよね?
そのため、バーなどでは高いイスを用いています。

上肢挙上高(手を上に伸ばしても楽な高さ) 1.2H
これは、棚などに使えます。楽に届く位置によく使うものを置く事が収納上手のカギですから、
棚の位置もこの1.2Hを用いて決めてみてはいかがでしょうか。

肩幅、下腿高(ひざから下) 0.25H
下腿高はイスの高さを決める際、用いられます。
肩幅も人が通る幅を簡単に知ることができます。

座高 0.55H
座高+下腿高-0.1H でイスに座ったときのアイレベルを知ることができます。
また、座高-0.1Hで床に座った場合のアイレベルと知ることができます。

机面高(机の高さ) 0.4H
机の高さの計算はいくつかありますが、簡単な方法はコレです。




簡単に説明しましたが、いかがでしょうか。

例えば、
「タタミコーナーの床高を上げて、ダイニングテーブルで食べるようにしたいわ。」
なんて、思ったら、下腿高の0.25Hを持ち出して、約40㎝だな。ってことになるわけです。


それから、単純に、メジャーなどを持っていないときなど、いろいろな場面で使えますよね。
ちなみに、腕の長さは、(H-0.25H)÷2 で計算できます。



次回は、「ダイニングのイスが引けない!!」なんてことにならないために、
『動作空間』についてお話します☆

【横川】


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