異色の博物館
- 2007/09/19
- 16:37

緑の中に一際目立つこの建物。
この建物は、2005年に開館した九州国立博物館です。
菅原道真が祀られていることで有名な福岡県太宰府市の太宰府天満宮のすぐ近くにあります。
国立博物館というと、ずっしりとした洋館というイメージが強かった私は、この博物館を見て驚きました。
異色すぎる・・・
まず、屋根の形がなんともいえない曲線を描いています。
そして、何よりこの前面鏡張りのような窓!
どこをとっても、近代的ではあるものの、「ずっしり」とは思えませんでした。。。
しかし、屋内は意外にも、

木材が随所に使われており、大変温かな空間になっています。
やはり、木のぬくもりは落ち着きますよね。
また、大空間の吹き抜けは圧巻です。
そして、もう一度外に出てみて気づいたのは、
山の形と博物館の形がよく似ていることです。
さらに言えば、鏡の窓に緑が映りこみ、森のように見えることです。
異色を放っていると思っていた建物に一体感を感じました。
目立つのに、さりげない。
なんだか不思議な感覚でした。
9月も後半になり秋の気配を感じられるようになってきました。
いろいろな秋の楽しみ方がありますが、「芸術の秋」もすごくいいですよ!
【横川】

~ロハスな人々に共感する家づくり~
ブログランキングに参加しています。
1クリックよろしくお願いします!!