先週末、奈良へ行ってきました。
奈良というところは、街のいたるところで歴史を感じることのできる、とても良いところで、私の好きな場所です。
京都もそうなのですが、京都はかなり発展しているため、奈良はまた違った雰囲気ですよね。
今回は、そのなかでも薬師寺について書きたいと思います。
薬師寺といえば、「東塔」と「西塔」。三重塔です。
コチラが東塔

そして、コチラが西塔です。

東塔は、唯一創建当時から現存している建物で、1300年の歴史を持っています。
一方、西塔は昭和56年(1981)に復興され、未だ30年足らずの歴史です。
一見、西塔は派手だなぁと思うのですが、これが、奈良・平城京を象徴する色だそうです。
あおによし ならのみやこは さくはなの におうがごとく いまさかりなりという句は大変有名ですよね。
青色、丹(に)色がいたるところに使われています。
この、西塔復興の棟梁は西岡常一さん。ご存知の方も多いのではないでしょうか。
木を熟知し、土地を熟知していないと、このような建築をつくることはできません。
また社寺建築は、100年、いや1000年も残るものにしなければなりません。
そのような意味でも、宮大工とよばれる大工さんは日本が誇るすばらしい技を持った大工さんなのです。
この西塔。実は東塔より若干高さが高く作られています。
それは、今後、何百年かすると東塔と同じ高さになるという、計算の上なのです。
感動ものです!!
創建時の形を復元している西塔、
創建時からの古さを知ることができる東塔。
1300年の時を、ここ薬師寺では感じることができました。
【横川】

~ロハスな人々に共感する家づくり~
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